３０代の男性会社員（ＳＥ）の患者さんの改善例です。
慢性の肩こりに加えて、左右両方の肩甲の内側の痛みが強いそうです。
いままではマッサージをよく利用されていたそうですが、
「気持ちいいだけですぐに元にもっどってしまう」ので
「根本から良くしたいと」と思って当院にご来院されたそうです。
体の状態ををチェックすると、
骨盤の歪みや内蔵の疲労などの根本原因は見つかりませんでした。
直接原因としては、
肩の筋肉や肩甲骨の内側の筋肉がカチカチにコリ固まっていました、
痛みの直接の原因はこの筋肉のコリだと推測されます。
さらにチェックすると胸の筋肉がカチカチにコリ固まっていました。
胸の筋肉（大胸筋、小胸筋）に慢性的なコリが発生して委縮してしまい（猫背の状態）、
肩甲骨を前側に強く引っ張っています。
ＳＥという仕事がら一日中ＰＣを使っているので、胸側の筋肉が常に緊張しこのような
猫背状態になったと考えられます。
この状態だと肩甲骨の内側の筋肉はこれ以上肩甲骨を胸側に行かせまいとして、
常に力が入った緊張状態になりだんだんと慢性的なコリが発生してきます。
これが肩甲骨の内側に痛みを発生させている一番の原因です。
このようなケースは痛みの強い肩甲骨の内側の筋肉だけにアプローチしてもコリは取れません。
肩甲骨の内側の筋肉に緊張を発生させている原因となっている胸の筋肉を緩める必要があります。
今回の施術としては、
胸のカチカチにコリ固まって萎縮した筋肉をほぐす特殊テクニックを使用しました。
胸の筋肉がほぐれると同時に肩甲骨の内側の筋肉もほぐれてきました。
胸の筋肉を触るだけで肩甲骨や背中の痛みが取れしまうので、患者さんはとてもびっくりされます。
さらに肩甲骨の内側の筋肉も特殊テクニックを使用して刺激すると、
カチカチのコリが面白いよに軟らかくなります。
結果ですが、
肩甲骨の痛みはその場で半分以下に減少し肩や肩甲骨の可動域も格段に向上しました。
しかも猫背が大幅に改善されており、患者さんもビックリの様子。
３回目の施術終了後には痛みはほとんど感じないまでに減少しました。
せっかくだから猫背もチャンと治したいというご要望があったので、
１クール（５回）通っていただきまいたが、猫背もすっかり良くなりました。
肩甲骨の内側の痛みは当院の実績ですと９５％以上の改善率です、
お困りの方はお気軽にご相談下さい。
