当院では不定愁訴でのご利用がとても多くなっており、今年に入ってからは関東圏以外でも大阪、長野、岡山等遠方からのご来院も有ります。最近目立つのが「遅延型食物アレルギー」が不定愁訴の原因と推測されるケースです。 (more…)
❖千歳烏山の世田谷カイロ整体院。3月4月も元気に夜8時まで施術しております。
寒暖差が大きくなっていますが、季節の変わり目は、不定愁訴(原因不明の様々な不調)でのご利用がとても多くなります。当整体院は不定愁訴の患者様が多いのが特徴です。 (more…)
2018年2月22日
当整体院では不定愁訴でのご利用が毎月とても多いのですが、
その原因となっているのが、
「遅延型アレルギー」の存在であるケースがとても目立ちます。
「遅延型食物アレルギー」とは日本では最近になって知られ始めた食物アレルギーです。
その一番の特徴は、とても多岐に渡る不調が発生する事です。
代表的に症状だけでも100種類以上存在すると言われています。
遅延型食物アレルギーの詳細についてはコチラの記事を読んで下さい。
今回は遅延型食物アレルギーが原因の改善例の一つをご紹介させて頂きます。
20代の女性会社員の患者様です。
10年以上前から様々な不調が続いていいるそうです。
代表的な不調としては、
慢性疲労、頭痛、めまい、動悸、吐き気、体中がコリ固まってカチカチで体中が痛い、
等だそうです。
その中でも特につらいのは、
1、慢性的な疲労感
朝起きた時から毎日体が重ダルイ、夕方は疲労でクタクタ。
2、背中や腰が凝り固まってバリバリ
仰向けで寝ると背中や腰が痛い。朝起きた時には体がカチカチにでですぐに動けない状態。
だそうです。
病院にも何件か行ったそうですが、
血液検査や内臓の検査などをしてもらっても
「検査しても特に異常はありません」
「悪い所がないので治療のしようがありません」
「自律神経の乱れかもしれないので心療内科を紹介します」
などの説明だったそうです。
ネットで調べていたら、当ブログに、
自分と同じような症状の改善例が載っているのを見つけて、
当院をご利用されたそうです。
最初に体をチェックさせ頂きました、
原因として色々な不調箇所がみつりましたが、
特に影響を与えている原因は下記の二つと推測されました。
1、遅延型食物アレルギー
2、肝臓の疲労(食物アレルギーが続くと肝臓が疲労します)
遅延型食物アレルギーはどの食品が原因かを、
さらに調べて行きますと。
「パン」に強いアレルギー反応が出ました。
パンの中には、小麦、卵、バター、イースト菌等が含まれているので、
どの成分に反応しているのかをさらに調べると、
「イースト菌」に強いアレルギー反応がでます。
※アレルギーの検査方法ですが、アメリカで開発された「アプライドキネシオロジー」という治療方法で用いられている「筋肉反射テスト」と呼ばれる検査方法を使用します。
人間の体の中にはアレルギー物質に強く反応する部位があるので、その部位に食品を直接接触させた上で、筋肉の力の入り方の強弱を確認するやり方です。
患者さんによると、子供の頃からパンがとても好きで、
お米よりパンを食べる事が多かったそうです。
とても、皮肉な事ですが、遅延型食物アレルギーは、
「自分の好物で良く食べている食品」
「健康の為に良いと思って毎日食べている食品」
にアレルギーを起こしやすいんです。
今回も「パンがアレルゲン」という説明をさせて頂くと、
とてもショックを受けられている様子でした。
さて施術内容ですが、主には下記の施術を実施しました。
1、アレルギーを軽減させる施術。
(アレルギーに影響を与える小腸、虫垂、脾臓等を活性化させる施術)
2、肝臓の疲労を回復させる。
3、自律神経&ホルモンの調整。
さらに、
「パン」および「イース菌」を使用している食品を、
3カ月間食べないようにしてもらうようにアドバイスさせて頂きました。
さて結果ですが、
週1回程度の間隔で1クール(5回)通院していただきましたが、
不調だった症状はほとんど感じなくなったそうです。
1、疲労はかなり軽減して夕方になっても元気で仕事が出来ている。
2、体中のコリが減少して痛みは意識する事がなくなった。
3、頭痛、めまい、吐き気もほとんどでなくなった。
との事でした。
「こんなに元気になるとは思っていなかったです」
「もっと早く来ればよかった」
とのお言葉を頂きました。
最近はこのブログで「遅延型食物アレルギーの記事」を書く機会が多いので、私のブログの記事を読んでご来院される患者が増えています。
このブログに記事に当てはまるような症状でお困りの方は、
是非当整体院を利用して見て下さい。
多くのケースで長年お困りの不調を改善して頂けるはずです。
2018年2月19日
年明けから「産後・育児中の総合ケアー」でのご利用がとても多くなっています。
産後のママさんは、体中に痛みや不調を抱えていらっしゃる方が多いのですが、痛みのなかでも多いのが「股関節周辺の痛み」です。
今回は股関節の痛みの改善例についてご紹介します。
30代前半の産後1年程経過した患者様です。
主産後から体の色々な所に痛みが出ていたそうですが、
なかでも一番痛いのは「左の股関節の前側(鼠径部と呼ばれる部分)」
の痛みだそうです。
産後しばらくして整体院で骨盤矯正を受けたそうですが、
それでも痛みが取れないとの事。
最初に体をチェックさせていただきましたが、
体の色々な場所にダメージを抱えていらっしゃいましたが、
股関節の痛みの根本原因としては下記の2点が見つかりました。
1、骨盤の歪み(右の骨盤が頭方向に上がっている。骨盤が開いている。)
2、子宮の位置が左にズレている。
骨盤矯正は他の整体でお受けにならてたそうですが、
残念ながらチャンと矯正出来ていなかったか、
矯正しても元に戻ってしまったかのどちらだと推測されます。
※骨盤矯正には色々なやり方がありますが、矯正方法によってはスグに元に戻ってしまうケースがあります。また、整体師の技術レベルが低い場合はチャンと矯正できていないケースもあります。
少し説明しますと、
骨盤の周辺には様々な筋肉が付着しています、特に股関節周辺の筋肉の多くは骨盤に付着していますので、骨盤が歪む事で筋肉に負担が発生し痛みが出てしまうケースが多いです。
子宮は位置がズレやすい内臓です、特に産後の方は位置がズレているケースが多いです。
子宮がズレる原因の主なものは下記です。
・出産時にズレる。
・骨盤の歪みが影響してズレる。
・横寝の状態で授乳することにより子宮が重力で下がってズレる。
・腎臓、小腸等の調子が悪くて下方に下がって来て子宮が圧迫されてズレる。
子宮の位置がずれると、子宮の血流が悪くなり、子宮が疲労しり機能低下してきます。
内臓の調子が悪くなると臓体制反射と呼ばれる現象で特定の筋肉に痛みが発生します。
子宮の不調で痛みが出やすい部位は股関節周辺や仙骨周辺です。
また、子宮の位置がづれたままだと、
・出産後の生理が遅れる
・生理痛、生理不順が起きやすなる。
・子宮筋腫、卵巣嚢腫が出来やすくなる。
・次のお子さんが欲しくても妊娠しにくくなる。
等の症状も発生しやすくなります。
さて、今回の患者さんの施術内容ですが、
股関節周辺の痛みを改善させる施術としては下記の内容の施術を行いました。
1、骨盤の矯正
2、子宮の位置を元に戻す
3、股関節周辺の筋肉の緊張を取る
股関節以外にも痛みや不調があったので、下記の施術の行いました。
1、自律神経・ホルモンの調整。
2、小腸、肝臓を元気にする施術。
3、腰や肩の筋肉の緊張を取る施術。
結果ですが1回目の施術後に
1、股関節の痛みが30%程度まで改善しました。
2、股関節がうまく開かなかったのですが、通常の可動域まで回復しました。
3、肩こりや腰痛もひどかったのですが、こちらもかなり軽くなた。
合計5回通院して頂きましたが、
5回目のご来院時に確認したところ、
1、骨盤は全くズレていません。
2、子宮も本来の位置を維持出来ています。
2、股関節の痛みは全く出ていないそうです。
3、1回目の施術の3日後に生理が再開したそうです。
4、慢性的な肩こりや腰痛も普段は気にならないレベルまで軽減したそうです。
5、1カ月で体重が3kg程度減ったそうです。
今回の患者さんのように、
産後の骨盤矯正をうけたのに、
・痛みがとれない
・色々な不調が残っている
患者さんは、
・骨盤の歪みがチャンと矯正できていない。
・骨盤以外にも内臓の疲労や自律神経の乱れ等がある。
可能性がります。
当院では、骨盤矯正だけでな、
内臓、自律神経、ホルモン、等
体全体のダメージをトータル的に改善する施術を行います。
産後に骨盤矯正を受けたのに、
痛みがとれない、
いろいろな不調が改善しない
患者様は、是非当院をご利用してみて下さい。
多くのケースで改善を実現して頂けるはずです。
◆世田谷区千歳烏山の整体院25日(日)も夜9時まで施術しております。
寒さの影響も有り、2月は不定愁訴でのご利用がとても多くなっていますが、例年の傾向では3~4月の季節の変わり目は、不定愁訴の患者さんが年間で一番多くなる時期です。 (more…)
2018年2月8日
千歳烏山の世田谷カイロ整体院では、
「産後の総合ケアー」でのご利用が多いのですが、
産後の方のお悩みとして多いのは、
「体重が元に戻らない」
「ウエストやヒップサイズが元に戻らない」
「下腹部のポッコリが治らない」
等の体重やスタイル面でのお悩みです。
産後に体重が減らなかったり、スタイルが乱れるのは、
雑誌やネットの記事では
「骨盤の開き」が原因と説明されているケースが多いです。
骨盤が開く事で、
「下腹部、腰、ヒップ周辺に脂肪がつきやすくなる」
事が原因と記述されている記事が目立ちます。
「骨盤の開き」は産後に体重が減らなかったりスタイルが乱れる
原因の一つですが、
実は、一番影響を与えているのは「内臓の疲労」です。
内臓が疲労することで、
1、内臓の下垂(下にさがる)
2、内臓の代謝の低下
といった現象が発生します。
妊娠、出産、育児中は内臓にとても負担が掛かります。
特に母乳で育てている方は、
食物を細かく分解して栄養部として血液中に取り入れて、
その栄養分を元に母乳を生成するという、
とても緻密な化学反応を体の中で行っています。
これらの化学反応を行う際には、
代謝をつかさどる臓器に多大な負担がかかります。
代謝活動での負担が大きい主な臓器は次に三つです。
小腸、肝臓、腎臓
これらの臓器は代謝の負担が大きいため、
次第に疲労してきます。
また、これらの内臓は疲労すると重力でだんだんと下方に下がって来ます。
この現象は「内臓下垂と呼ばれています」。
内臓が下垂して来ると、
下腹部がポッコリとしたり、
骨盤が開いてしまいます。
せっかく骨盤矯正しても、
内臓が下垂してしまうと、骨盤またすぐに開いてしまうので、
ウエストやヒップのサイズは太いままだし、
下腹部のポッコリも治りません。
また、代謝をつかさどる内臓が疲労していると、
代謝が大幅にダウンしてしまうので、
無駄な脂肪がつきやすくなります。
前置きが長くなりましたが、
今回は産後の体重、スタイルの改善例をご紹介します。
成城にお住まいの40代の方でお仕事はCAだそうです。
(最近、成城や千歳船橋方面からのご利用が多いです、ご紹介でご来院される方が目立ちます。)
産後約半年が経過し、4月からは育休を終えて仕事に復帰予定だそうです。
出産後にウエストやヒップがかなり太くなり制服のスカートがはけない。
体重も産前に比べてまだ5kg程度オーバしている。
仕事がらスタイルには気を付けないといけないので、
4月までになんとか昔のスタイルに戻したいとの事です。
産後の骨盤矯正は大切だと聞いていたので、
出産後すぐに接骨院へ行って骨盤矯正をしてもらったそうです。
最初に体をチェックしましたが、
残念ながら骨盤には、かなりの開きが見受けられました。
また、上述した代謝に影響を与える内臓である、
肝臓、小腸、腎臓が疲労しているサインが強くでていました。
今回の患者さんの場合は、
内臓が疲労して下垂してしまっているので、
せっかく骨盤矯正をしても、次第に骨盤が開いてしまったと推測されます。
また、代謝をつかさどる内臓が疲労しているために、
代謝がかなり低下しており脂肪が減りにくくなっていると推測されます。
施術内容ですが、主に次のような施術を行いました。
1、疲労している内臓を元気にする施術。
2、下垂している内臓を本来の位置に戻す施術。
3、ホルモン・自律神経を調整。
この施術を行った後に骨盤の幅を測ると、
施術前に比べて骨盤の幅が約3cm短縮しました。
下腹部のポッコリも目立たなくなりました。
その後で、
骨盤が開かないようにチャンと定着させるために、
骨盤矯正も実施しました。
内臓の疲労や下垂が再発しないようにする為と、
骨盤が開かないように定着させる為に、
週一で合計5回通院していただきました。
結果ですが、
ウエストサイズは当初から6cm程度減少して、
以前のスカートやパンツが履けるようになったそうです。
下腹部のポッコリも発生していません。
体重は3.5kg減ったそうです。目標まであと1.5kgです。
ダイエットは全くしていないそうですのので、
内臓が元気になって代謝がアップしたことにより
無駄な脂肪が減ったと推測されます。
※4月まではまだ2カ月近くあるので元の体重まで戻るはずです。
また
・慢性的な疲労感が減った。
・イライラが減って子供やご主人に優しく接せられるようになった。
・肌荒れが減って肌がスベスベして来た。
等の変化も見られたとの事。
「昔ののスタイルで仕事に復帰できます」
と、とても喜んでいただけました。
産後に「骨盤矯正」をお受けになる方が最近増えていると思いますが、
産後に必要なのは骨盤矯正だけではありません。
妊娠、出産、育児の期間中には母体に過度な負担が掛かるために、
産後の女性は、
「骨盤の開き」だけではなく、
・内臓の疲労
・自律神経・ホルモンの乱れ
・脳の疲労
など様々な部位が疲労したり機能低下しています。
よって、これらの部位をトータルで改善しないと、
産後のケアーとしては不十分です。
千歳烏山の世田谷カイロ整体院では、
骨盤矯正だけなく、
負担が掛かり調子が悪くなっている部位全てを、
トータル的に改善させる施術を行います。
骨盤矯正はすでに受けたが、
「痛みや不調が治らない」
「体重が減らない」
「スタイルが戻らない」
等でお困りの方は、
当院(千歳烏山の世田谷カイロ整体院)を利用してみ下さい。
多くのケースでお悩みの内容が解消できるはずです。
03-5969-9079
◆世田谷区千歳烏山の整体院。18日も夜9時まで元気に施術しております。
寒い日が続いている影響で、当整体院では「肩こり・腰痛がひどくなった」、「ギックリ腰になった」、等でご利用される患者様が急増しています。 (more…)
2018年2月5日
毎年1月~2月は4月に育休明けで職場復帰を予定されている患者さんのご予約が多くなるのですが、今年もご利用がとても多くなっています。
産後には色々な不調が発生しますが、肩こり・腰痛等の痛みだけでなう、
産後の気分の落ち込みや、「産後うつ」でのご利用が年々多くなっています。
具体的な症状としては、
不眠、元気がでない、やる気がでない、気分の落ち込み、慢性的な疲労感、
思考能力の低下、集中力の低下、身体中の調子が悪い。などです。
産後うつの原因としては、一般的には「産後のホルモンバランスの乱れが影響している」と言われていますが、私の臨床経験ではそれ以上に「育児のストレスによる脳の興奮」が大きく影響していると推測しています。
特に一人目のお子様は、母親も育児に対してとても神経質になっていらっしゃるので一人目の育児中のママさんが「産後うつ」状態になっているケースが多いように見受けます。
今回は「産後うつ状態」の患者さんの改善例をご紹介します。
30代前半の会社員の方ですが、お一人目のご出産後から7ヶ月程経過した時点でのご来院でした。
患者さんの感じている症状としては、
とにかく体が疲れている、頭痛続いている、不眠が続いている、育児や家事をする元気が出ない、毎日気分が落ち込んで悲しいん気持ちになる、とにかく体中の調子が悪いとの事でした。
話を聞く限りでは、典型的な「産後うつ」の症状です。
婦人科を受診されて、「産後うつ」の疑いがあるので心療内科を紹介しますと言われたとの事ですが、「自分が産後うつになるわけがない」という思いと、母乳で育てているので「もし薬を服用してお子さんに影響がでるのが怖い」とのことで心療内科は受診していないそうです。
最初に体をチェックしましたが、脳の色々な場所に働きが悪くなっているサインがでていました。
働きが悪くなっている主な場所は下記です。
・偏桃体(感情を感じたり、自分が危険か安全かを判断する場所)
・海馬(記憶をコントロールする場所)
・背外側前頭前野(やる気をだしたり、扁桃体の興奮を抑制する場所)
・視床下部(自律神経をコントロールする場所)
・下垂体(ホルモンをコントロールする場所)
脳の働きは複雑なので、文章で説明するのはなかなか難しいのですが、ザックりと説明すると今回の患者さんは下記のような状態になっています。
扁桃体は、今自分が危険か安全かを判断する場所です、同時に感情を感じる働きもあります。育児での不安、心配、あるいは旦那さんに対する怒り等の感情が強いと扁桃体が興奮状態になります。扁桃体が興奮すると扁桃体は今自分が危険な状態だと本能的に思いこんでしまいます。
自分が危険な状態に陥ると、動物は危険から逃げるか戦うかのどちらかを選択する必要があります。その際は扁桃体が「自律神経コントロールする視床下部」と「ホルモンをコントロールする下垂体」に指示をだして、身体をいつでも逃げたり戦ったりできる臨戦態勢にします。
その際体は、血圧が上昇する、脈拍数が増える、手足の血流が悪くなる、内臓の働きが低下する、汗をかく、等の変化が現れます。
この状態が長く続いていると体への負担が続き、慢性疲労、頭痛、内臓の不調、手足の冷え、便秘、等、体に様々な不調が発生してきます。
脳の中には「背外側前頭前野」と呼ばれる場所があります、この場所は、「やる気」や「前向きな気持」を感じる場所ですが、それ以外にも興奮した偏桃体を抑制する機能も持っています。
扁桃体が長期間興奮していると、この背外側前頭前野が疲労してしまい、「前向きな気持ちや、やる気」が出なくなります。
また、扁桃体を抑制する機能が低下するので、扁桃体は興奮しっぱなしになります。脳が扁桃体に乗っ取られてしまた状態になります。この状態は「扁桃体ハイジャック」とよばれています。
扁桃体が興奮していると、身体をいつでも敵から逃げたり戦ったり出来る臨戦態勢を取る為に、扁桃体がホルモンをコントロールする「下垂体」に指示を出して、コルチゾールと呼ばれるホルモンを大量にします。
コルチゾールが分泌されると、「血圧が上がる、脈拍が上がる、血糖値が上がる」、等の変化が起きて体が臨戦態勢に入りますが、
それだけでなく、コルチゾールの分泌が長期間続いていると、脳細胞に悪い影響を与えてしまうそうです。
コルチゾールの影響により脳細胞が疲れやすくなったり、働きが低下してしまうそうです。
また、脳の中で生産される神経伝達物質の中で、気分を安定させる働きを持っている「セロトニンの分泌」も悪くり、その結果、気分の落ち込み感が強くなったり、抑うつ状態が発生するそうです。
さて今回の患者さんですが、主に下記の施術を行いました。
1、脳の興奮したり機能低下した部分を元気にする施術。
2、乱れた自律神経やホルモンを調整する施術。
脳の施術と言うと危険と思われるかもしれませんが、
反射点と呼ばれる脳のツボのような場所を軽く触れたり、
脳脊髄液の循環を良くするために頭を軽くマッサージするような施術です。
危険性はありませんし、施術中はとても気持ち良くて寝てしまう患者さんも多いです。
さて結果ですが、
施術終了後の感想としては、
「頭がとてもスッキリしました」との事。
2回目のご来院時に状態を聞くと、
「施術した日から良く寝れるようになりました」
「落ち込み感や身体の不調もかなり減りました」
との事でした。
5回施術後の状態ですが、
「体の不調感はほとんど感じなくなりました」
「落ち込み感は時々あるが、いつも落ち込んでいる状態でははりません」
との事です。
身体が元気になったおかげで
「子供や主人にも優しく接せられるようになりました」
ともおっしゃっていました。
産後のうつ状態は、患者さん自身もお辛いのですが、
家族にも影響を与えてしまいます。
産後の、「気分の落ち込み感」、「慢性的な疲労感」、「体の様々な不調」等でお困りの方は是非当院を利用して見て下さい。
多くのケースで元気な状態を取り戻していただけるはずです。