27日で本年の施術が終了しましたが、28日は一日かけて院内の掃除と整理整頓やコロナ感染防止の為の追加対策等の準備をしておりました。
今年も沢山の患者さんにご利用していただきました。誠に有難うございました。
またコロナ患者さんの治療にあたって頂いている医療関係者の皆様の多大なご尽力にも感謝申し上げます。
今年は言わずもがなですが当院においても新型コロナに翻弄された1年間でした。
緊急事態宣言の発出に伴い、当院も4月5月の二か月間を休業とさせていただきましたが、休業の期間は、感染防止のためにいろいろな準備をしておりました。
①換気をよくするために院内のレイアウトやパーテーション・カーテンの変更。
②換気用のサーキュレーターやUV空気清浄機の購入。
③使い捨てのマスク・手袋・スリッパやアルコール類の確保。
④ベッドの周囲や受付を飛沫防止シートで囲む。
⑤非接触体温計や自動アルコール噴霧器などの確保。
4~5月はアルコール、マスク、飛沫防止シート、感染防止用の機器などは品切れ状態で手に入れるのも大変でしたが、なんとかかき集めて6月から施術開始にこぎつけました。
感染の心配から患者さんの利用控えが起きるのではと思っていましたが、メンテナンスで定期的にご利用いただいている患者さんは高齢の方を除いてほぼ100%に近い方に今まで通りご利用いただいています。
新規の患者さんは少し減って以前と比べると80%程度ですが、感染防止のために施術と施術の間隔を15分以上空けるようにしたため、一日の施術数が減少したので、予約待ちは今まで通り1カ月以上の状態が続いています。
ご利用いただく患者さんの傾向は大きく変化が出ました。
当院はもともと痛みだけなく、不定愁訴(原因がはっきりしな様々な不調)の患者さんが多いのが特徴なのですが、6月以降は不定愁訴の患者さんがとても多くなり不定愁訴70%、その他の症状30%の比率となりました。
・コロナストレス
・自粛ストレス
・在宅勤務による環境変化
などのストレスで自律神経が乱れたり、内臓の調子が悪くなり不定愁訴を誘発していると推測される患者さんがほとんどです。
また、今年は猛暑、寒暖差の大きい気候、大きな台風、などの気候や自然現象が原因で自律神経や内臓の調子が悪くなり不定愁訴を誘発していると推測されるケースも目立ちました。
本格的な冬を迎えコロナの感染拡大傾向は残念ながらしばらく続くと思われますので、来年も今年同様に不定愁訴の患者さんのご利用が増えるものと予測されます。
来年は今年以上に下記の取り組みを重視して行きたいと思っています。
・コロナ感染防止対策の強化
・不定愁訴改善率の更なる向上に向けて最新知識の収集や新たなテクニックの導入。
今年1年間の大まかな傾向を、まとまりもなく書いてしまいましたが、もう少し詳しい内容は後日報告させていただきます。
明日から年末のお休みの方も多いかと思いますが、年末年始は寒波がやってくるようですので、冷えに気を付けていただいて、健康な状態で年末年始をお過ごしいただけるよう祈念しております。
また、年末年始もコロナ患者さんに治療にあたって頂いている医療関係者の皆様にも感謝申し上げます。
それでは皆様良いお年をお迎え下さい。