毎年2月~3月は不定愁訴でのご利用がとても多くなります。
その原因は4月決算の企業が多いので2月~3月は過労やストレスフルな状態が強まるからだと推測されます。
不定愁訴にも必ず根本原因が存在していますが、一番代表的なのは下記のメカニズムです。
過労や強いストレス
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脳の中の感情・トレスを感じる場所である扁桃体が興奮
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自律神経の中の交感神経(戦闘時の神経)が優位になる
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筋肉・内臓等に大きな負担が発生
↓
痛みや不定愁訴(様々な不調)が発生
上記のメカにズにより不定愁訴が発生した患者さんの改善例をご紹介させて頂きます
【40代前半の女性会社員】
数ヶ月前から強い疲労感、頭がボートする、不眠、昼間は眠い、頭痛、肩こり、やる気が起きない、動悸
などの症状が発生
特に左の首、肩、腕に強い痛み
病院で自律神経の乱れと診断さ服薬するも改善が見られない。
患者さんにヒアリングをしたところ
半年ほど前に管理職に昇進し責任や業務量が増加し
ストレスを強く感じるとともにかなりの過労状態であったとのこと。
◆体をチェックしたところ下記の原因が見つかった
・脳の中の扁桃体の興奮
・交感神経が優位
・筋肉の強い緊張
・心臓の疲労
◆施術内容
・興奮状態の扁桃体を抑制
・交換神経を抑制して副交感神経を優位にする
・心臓を活性化させる
・緊張した筋肉をほぐす
◆改善状況
以上の施術をしたところ2回目来院時に、症状が50%程度まで軽減
5回目の施術時点では最初と較べて辛い症状が10%~20%程度まで軽減。
ストレスが強い時は一時的に症状が強くなることがあるが一晩寝れば回復するようになり
以前にように常時不調な状態は起きなくなった。
◆症状の解説
管理職になり責任が増えて強いストレスが発生したことにより
脳の中のストレスを感じる部分の扁桃体が興奮しその結果
交感神経(戦闘時の神経)が常時優位な状態になったと推測される
交換神経が優位になったことで血圧が高くなったり脈拍数が早くなり
心臓が疲労したと推測される
扁桃体が興奮すると下記の症状が発生します
・不眠
・不安感、イライラ、焦燥感
・元気ややる気が出ない
・頭痛
交感神経が優位になると下記の症状が発生します
・体全体の筋肉の緊張(特に首~肩の筋肉の緊張)
・血管が収縮
・血圧、血糖値、心拍数の上昇
心臓が疲労すると下記の症状が発生します
・左の首、肩、腕、胸の痛み
・動悸、息苦しさ
・昼間に眠くなる
・頭がボーッとする
・強い倦怠感
・末端の冷え
今回の患者さんのケースは上記の原因が複合的に重なって
様々な不定愁訴を誘発していたと推測されます。
不定愁訴の原因は様々です
よって当院では体を詳しくチェックして何が根本原因なのかを見つけ出します
その上で根本原因にアプローチする施術を行なう事で不定愁訴を改善させます
病院へいっても良くならない不定愁訴でお困りの方は是非当院を利用してみて下さい。