毎年3月の後半から4月にかけては不定愁訴でのご利用が増えます。
不定愁訴という言葉を聞き慣れない方も多いかと思いますが、
簡単に説明しますと「原因がハッキリしない様々な不調」を総称した呼称です。
不定愁訴は原因がハッキリしないので病院へ行っても
「検査の結果特に悪いところはありません」
「自律神経の乱れでしょう」
「ストレスが原因じゃないですか」
「心療内科を紹介しましょうか」
などと言われてしまうケースが多いようです。
不定愁訴の代表的な症状は下記です。
慢性疲労、体が朝から重ダルイ、やる気・元気がでない、落ち込み感が強い、イライラする
不眠、眠りが浅い、夜何度も目が覚める、頭痛、めまい、耳鳴り、
便秘、下痢、お腹の膨満感、胃の不調、生理不順、生理痛が酷くなる、
むくみ、肌荒れ、アトピー、乾癬、体がかゆい
また、広い意味では肩こりや腰痛などの痛みも不定愁訴に含まれます。
3月~4月にこのような症状が出やすくなるには主に二つの理由があります。
一つ目は季節の変わり目の気候の変化です
この時期は三寒四温呼ばれているように日によっての寒暖差がとても大きくなります。
寒暖差が激しいと、自律神経やホルモンを調整している脳が疲労します。
脳が疲労すると、脳がコントロールしている自律神経やホルモンが乱れます。
自律神経やホルモンが乱れる事で
内臓の働きが悪くなったり、筋肉に強い緊張が発生します。
その結果、痛みや不定愁訴が発生します。
二つ目はストレスが多くなる時期だからです
3月~4月は
決算期の繁忙やプレッシャーによるストレス、人事異動・転勤等によるストレスが発生しやすい時期です。
また、学生さんは進級、クラス替え、新入学、就職などによろ環境変化でストレスを強く感じる方も多いです。
このようなストレスに長期間さらされると脳は興奮状態になります。
興奮状態になった脳は本能的に今自分は危険な状態に置かれていると判断して、
戦闘時の自律神経やホルモンを優位にさせます。
自律神経では交感神経が優位になり、ホルモンはアドレナリンやテストステロンが沢山分泌されます。
この状態が続くと体は常に戦闘状態となり内臓や筋肉に強い疲労やダメージが発生します。
その結果、痛みや不定愁訴が誘発されることになります。
一般的な整体の施術方法は
骨格を矯正したり筋肉を押したり揉んだりしてほぐす施術が中心です。
しかし、このような施術では、季節の替わり目やストレスが原因の不定愁訴にはあまり効果がありません。
季節の変わり目やストレスが原因の痛みや不調を改善するには体全体にアプローチすることが不可欠です。
当院では、
骨格の矯正や筋肉のほぐしだけなく、
脳、自律神経、ホルモン、内臓等の中で働きが悪くなっている部位を見つけ出して総合的にアプローチする施術を行います。
このような施術を行う事で季節の変わり目やストレスが原因の痛み・不定愁訴を改善する事が可能となります。
毎年、3月~4月に体が調子が悪くなる方は是非当院を利用ご検討下さい。
元気な体を取り戻して頂けるはずです。