今日も気温が低そうです。
昨日の最低気温は5月下旬としては32年ぶりの低温だったそうです。
数日前までは暑い日が続いていただけに余計体には負担になります。
昨日は寒いと脾臓が弱って免疫力が低下する。
との記事を書きましたが、
今日は寒さと腎臓につての関連を記事にしてみたいと思います。
急に寒くなると、腰が痛くなる人が増えます。
この現象は腎臓が原因となっているケースが多いです。
腎臓は寒暖差や急な冷えに弱い臓器です。
その理由は腎臓の役割にあります。
腎臓は血液を管理する役割を持っています。
代表的な役割は下記です。
・血液中の水分量や塩分・ミネラル濃度を調整。
・血液中の老廃物をろ過する。
・血圧を調整するホルモンを作る。
・赤血球を増やすホルモンを作る。
このように腎臓は多くの働きを持っており、
気温の変化に合わせて、血液が最適な状態を保てるように管理しています。
よって、気温変動が激しかったり、急に気温が下がると、
腎臓に大きな負担がかかり、腎臓が疲労します。
腎臓が疲労すると体に下記のような異常が起こります。
・痛みが発生する(主に腰や股関節)
・体がにムクミが出る(主に下半身)
・血圧や脈拍が不安定になる。
・オシッコの回数が増える(反対に減るケースもあります)
急に寒くなってから、上記のような異常が出ている人は、
寒さで腎臓が疲労して、その影響が体に出ている可能性が高いです。
内臓が疲れると「内臓体制反射」と呼ばれる現象が起きて、
内臓毎に特定の場所に痛みがでます。
腎臓は腰~お尻、股関節の周辺に痛みがでます。
よってここ数日で、腰や股関節周辺に痛みが出ている人は
腎臓疲労を疑った方が良いと思います。
※左の腰だけ痛い場合は、昨日説明した脾臓の疲労が疑われます。
今、腰や股関節に痛みが出ている人は、
衣服で調整する、暖房を使う等で、温かいものを飲む、
等で、とにかく体を冷やさない様に気をつけてください。
痛みが強い人はカイロで直接腎臓を温めると良いです。
腎臓は後ろ側(背中り)に位置していますので、
腹部ではなく、背中にカイロを貼って下さい。
場所はココです。(線で四角く囲ってある部分)
急な冷えは体に色々な不調を発生させる原因になります、
気温が上がるまでは、体を冷やさない様に気をつけて、
健康を維持して行きましょう。