今日は朝から強い雨ですが、
気圧が下がると副交感神経(リラックスモードの神経)が、優位にになります。
副交感神経が優位になると、体に
血圧の低下、脈拍数の低下、内臓の働きが活発になる、免疫力のアップ、
などの変化が起きます。
副交感神経が強くなりすぎると、一時的に
息苦しい、めまい、頭痛、体がダルイ、やる気が出ない、古傷が痛む、
などの症状が出ますが、
これは体を休息させたり、悪い所を修復させる為の働きですので、
今体が「自分の悪い所を修復している」と思って下さい。
仕事などが無い人は、このような時は体の修復効果を上げる為にも、
ゆっくり休息したほうが良いです。
昨日の記事で、植物オイルを取り上げましたが、
今日は、積極的に摂りたいおススメのオイルにつて説明してみたいと思います。
【生で食べたいオメガ3系(α―リノレン酸)の油】
◆エゴマ油
エゴマとは一年草のシソ科植物で、「ごま」とは全く異なるものです。
オメガ3脂肪酸が約60%含まれています。
◆アマニ油
アマニ(亜麻仁)は、亜麻科植物の種子(仁)のこと。オメガ3脂肪酸が約60%含まれ、
<摂取時のポイント>
オメガ3系はコレステロールを下げる働きがあるので、
多くの生活習慣病を予防する効果があります。
どちらも、熱、光、空気に当たると酸化しやすい油です。
炒めものに使うと酸化して効果が低下してしまうので、
ドレッシングに混ぜたり、直接食品にかけたりして、
加熱せずに生で食べるのがおすすめです。
酸化を防ぐ為に、冷暗所で保管し、開封したら冷蔵庫で保存し、
できるだけ早く使い切るようにしましょう。
【加熱に向いているオメガ9系(オレイン酸)の油】
オメガ9系は善玉コレステロールの値を下げずに、
悪玉コレステロールの値だけを下げる働きが有りますので、
動脈硬化、高血圧、便秘解消などに効果があります。
酸化がしにくいので、炒めものなど加熱調理に向いています。
普段のサラダ油の代わりとしてに取り入れ見て下さい。
油によって成分、香り、質感が違いますので、
自分の好みの物を探してみましょ
◆アボカドオイル
アボカドの果実の実を搾って作られるため、
アボカドそのものの栄養価がしっかり入っているオイル。
ビタミンEはオリーブオイルの2.5倍多く含まれており、
高い抗酸化効果が期待できます。
◆アルガンオイル
モロッコ南西部にしか存在しないアカテツ科のアルガンの種子からとり出される油。
肌や髪などに使う美容オイルとしても人気ですが、
ビタミンEが豊富で抗酸化力が高いため食用としても人気。
◆椿油(カメリアオイル)
ヘアオイルとして日本で昔から愛されてきた椿油は、
成分の80%以上がオメガ9系のオレイン酸で、食用としてもおすすめ。
特に椿油で天ぷらをあげるとカラリと揚がって胃もたれしにくくなります。
◆オリーブオイル
オメガ9系では一番ポピュラーな油ですが、体にとって良い効果を沢山持っています
1、 抗酸化作用でアンチエイジング
2、 動脈硬化、心筋梗塞・脳梗塞の予防
3、腸内環境の改善、便秘の改善
【飽和脂肪酸の中でも体に脂肪がつきにくいコナッツオイル】
バターやラードなどは、
摂りすぎると悪玉コレステロールや中性脂肪を増やす飽和脂肪酸ですが、
飽和脂肪酸の中でも、体に脂肪がつきにくい種類もあります。
それが「中鎖脂肪酸」で、代表的な油がココナッツオイルです。
「中鎖脂肪酸」は体内で約4~5倍早く分解・燃焼されて即座にエネルギーとして使われるため、
脂肪として蓄積されにくいのです。
さらに、中鎖脂肪酸は燃焼するときに、ケトン体をつくりますが、
これは脳のエネルギーになる物質。
そのためアルツハイマー病予防にも効果が期待されています。
生で食べるだけなく、炒め物や天ぷら用としても幅広く使えます。
以上が体に良いとされている、おススメのオイルですが、
人によって好みが分かれると思いますので、
色々試して、自分に合った物を探してみて下さい。