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患者様の改善例 : 各種アレルギー症状

遅延型食物アレルギーが不定愁訴の原因となっているかも?

2017年3月20日

当院では不定愁訴でご利用される患者さんがとても多いのですが、

患者様の中には、
「肩こりや腰痛の改善度合い遅い」
「不定愁訴が完全に良くならない」
「施術して良くなっても暫くするとまた悪くなってしまう」
等が目立つ方が少数ですがいらっしゃいます。

このような改善度合いが良くない症状は、患者さんも気づいていない「遅延型食物アレルギー」が影響を与えていると推測されるケースが有ります。

遅延型食物アレルギーが見逃されてしまう理由は、
よく知られる食物アレルギー(即時型)とは異なり、 その存在自体があまり知られていないことや、
遅延型食物アレルギーの症状がその名の通り「遅れて発症する」からです。
そのため、人によっては
「私は虚弱体質だ」、「ストレスや疲労の影響だ」、「肩や腰がコリやすい体質だ」などと勘違いしたまま、 何十年も気づかないこともあります。

そこで今回は遅延型食物アレルギーについて少し詳しく説明をしてみたいと思います。

Ⅰ、遅延型食物アレルギーになぜ気づかないのか

遅延型食物アレルギーという病名を知っている人は、あまり多くないと思います。
理由は、その存在が比較的最近知られた事や、症状は150種類以上と多様で、かつ、症状が重篤でないため、 ほとんどの場合「単なる体調不良」と診断されたり「症状に応じた病名(例:頭痛症状が出る場合は頭痛持ち)」をつけられる、などと 誤診されることが多いからです。

そして、小麦、米など、主食となる食べ物がアレルギー源の場合、 毎日継続して食べることから症状が出続け、本人も「疲れやすいのは体質だ」、 「無気力なのは性格だ」、「頭痛持ちで辛い」となどと思ってしまって、病気であることに気づかないことが多いからです。

【遅延型食物アレルギーになぜ気づかない理由】

  • 病名があまり知られていない
  • 症状が遅れて発症するため、本人でも気づきにくい
  • 症状が即時型食物アレルギーとは異なる
  • 毎日口に入れる食べ物がアレルゲンの場合、症状が継続するため、そのような体質だと本人や周囲が誤解してしまう

 

Ⅱ、遅延型食物アレルギーの特徴や症状

【遅延型食物アレルギーの特徴】
遅延型食物アレルギーと、即時型食物アレルギーの症状の最大の違いは、 「遅れて発症する」ことと「重篤な症状は出にくい」ことです。
◆食べ物を摂取してから、数時間~数日後に症状が現れる。
◆即時型ほど重篤な症状が出にくい。よって人によっては単なる体調不良と感じてしまう。

【遅延型食物アレルギーの主な症状】
具体的な遅延型食物アレルギーの症状は非常に多く、 現在だけでも150以上の症状が現れることが確認されています。主な症状は下記です。

【脳・神経系】
疲労感、慢性疲労感、体がだるい、集中力欠如、無気力、頭痛(偏頭痛)うつ病、自律神経失調症、 慢性疲労症候群、パニック障害、適応障害、不安障害、自閉症。

【消化器系】
膨満感、下痢、便秘、胃痛、腹痛、腹部のハリ感、胸焼け、吐き気

【その他の不定愁訴】
副腎疲労、アトピー性皮膚炎、肌荒れ、吹き出物、湿疹、関節炎、筋肉痛、筋力低下、体重増加、目のくま、にきび、口内炎、不眠、ぜんそく、めまい、肩こり、頭痛、腰痛、坐骨神経痛、

など150種以上

アレルギー検査で、 遅延型食物アレルギーであることが分かった人のほとんどは、「症状と遅延型食物アレルギーの関連を想像することすらできなかった」おっしゃいます。

遅延型食物アレルギーであることが判明した人の回顧談

  • 胃がムカムカしたり、吐き気があったが、もともと胃が弱いと思っていた。
  • 慢性的に体がだるく、何をするのも億劫でそういう体質だと思っていた。
  • 病院での検査結果は関節炎だったので、関節炎の薬ばかり飲んでいた。
  • アトピー性皮膚炎だと言われて、ずっと皮膚科で治療していた。


Ⅲ、アレルゲンの一覧

遅延型食物アレルギーのアレルゲンとなるものは、即時型と同じです。 厚生労働省で食品表示が義務付けられている5品目、 および、表示が推奨されている19品目以外に、 おおよそ100種類(検査項目を90種類以上とする病院が多い)の食物アレルゲンが存在しています。

【アレルゲン一覧】

◆義務5品目

卵、乳製品、小麦、そば、ピーナッツ。

推奨19品目

あわび、イカ、いくら、えび、オレンジ、カニ、キウイ、牛肉、クルミ、さけ、さば、大豆、鶏肉、豚肉、 まつたけ、もも、やまいも、りんご、ゼラチン。

◆その他

米、コーヒー、カカオ豆、トマト、メロン、スイカ、コンニャク、アーモンドなどナッツ類、

等全部で90種類以上

 

Ⅳ、遅延型食物アレルギーは誤診されやすい

遅延型食物アレルギーは食べ物を摂取後、数時間~数日かけて症状が現れることや、アレルゲンによっては毎日摂取することもあるため、 病院でも誤診が多くなっています。

たとえば「疲労感」は代表的な症状ですが、 遅延型食物アレルギーを知らない医師の場合、 単なる「体調不良」や、「ストレス・疲れが溜まっている」などと診断されることが多くなっています。
また、症状が非常に多いため、 「吐き気がするときは胃の不調」、「皮膚の荒れはアトピー性皮膚炎」、「下痢の時は過敏性腸炎」など、 症状を病名とする診断(対処療法)をされることが多々あります。

【誤診の例】

疲労(体質)、虚弱体質、体調不良、ストレス、アトピー性皮膚炎、口内炎、ヘルペス、気管支炎、胃腸炎、過敏性腸炎、膀胱炎、うつ病、自律神経失調症、関節炎、偏頭痛、

その他現れた症状に応じた病名(150以上)

 

Ⅴ、遅延型食物アレルギーの治療方法

残念ながら遅延型食物アレルギーに対する治療方法は、見つかっていません。しかし、アレルゲンとなる食品を「食べない」、「口にしないこと」で、 各種症状の発症を抑えることができます。 そのため、アレルゲンとなる食品を見つけることが最も重要になります。

 

【病院での検査】

最近では遅延型食物アレルギーのアレルギー検査を取り扱っている病院が増えています。 遅延型食物アレルギーの場合、即時型アレルギーを発生させる抗体である「Ige抗体」の検査では発見できません。 遅延型アレルギーを発生させる抗体である「Igg抗体」の検査により原因の食品を発見することができます。

遅延型食物アレルギー検査の費用は、対象となる食品の数や病院によって異なります。また保険が効かないために高額になりますが、一般的な90種類程度の検査なら約4~5万円程度です。

【自宅での検査キット】

最近は自分で検査出来る検査キットも販売されています(96品目対応)。費用は病院の検査より安くて3万円程度です。(アマゾンなどでも購入できます)

【検査を利用した人の口コミ(良い・悪い)】

■昔から食べていた食品がアレルゲンだったとは。もっと早く検査していれば良かった。
■アトピーに悩まされていたが、遅延型食物アレルギーが原因だったと知り、受けて本当に良かった。
■体に良いと言われ積極的に摂取していた食材がアレルゲンでした。早く分かっていれば食べなかったのに。
■大好きな食べ物がアレルゲンという結果にショックです。もう食べれないと思うと受けなければよかった。

 

Ⅵ、自分で簡単に検査できる方法

遅延型食物アレルギーのアレルギー検査は高額なため、多くの方が検査を躊躇してしまいます。そこで、お金を掛けずに自分でアレルゲンを突き止める方法をご説明します。

【まずはこの10品目を抜いてみる】
アメリカFDA(アメリカ食品医薬品局)によると、 食物アレルギーのおおよそ90%以上は下記8品目が原因です。
※日本人は「米」と「コーヒー」をプラスして10品目を対象にしたほうが良いです。

よって、遅延型食物アレルギーかどうかは、下記の10品目品を食事から抜いてみて、体調の経過を観察することで確認することが出来ます。

《アレルギー検査の主要10品目》

ナッツ類(アーモンド、クルミなど)、ピーナッツ、小麦(グルテン)、大豆、魚(特に鮭、サバ)、 甲殻類(エビ、カニ)、卵、乳製品、米、コーヒー。


一度に全品目を抜くと、どの食べ物が原因かわからない】

すぐにでも結果を出したい場合、これら全ての食べ物を抜くことを考えられるかもしれません。 しかし、一度に全ての品目を抜いてしまうと、

◆栄養バランスを崩すことで不調が出てしまう可能性がある。
◆アレルギー症状が原因の症状は回復するものの、原因となる食べ物が分からない。

といったデメリットがあります。 アレルギーの原因となる食品は何なのかを特定するためには、 一品目ずつ試して見るのが良い方法です。

【確認の為にどれくらいの期間が必要か】

「小麦と米」が原因の場合は反応に1ヶ月以上を必要とします。 それ以外の食物の場合は、反応が比較的早く出て、早ければ1週間程度で体に良い変化が現れます。

これらの期間摂取を止めてみて、今まで現れていた各種の不調や痛みが減少してきたら、おそらくその食べ物がアレルギー症状を発生させる原因になっていると推測されます。

反対に、不調に回復の兆しが見えなければその食べ物はアレルギーの原因ではないと推測されます。

◆米、小麦は1ヶ月以上
◆その他の食品は1週間以上

Ⅶ、アレルギー改善の方法
半年間程アレルギーの原因となっている食品を食べなければ、その食品に対する抗体が無くなるので、アレルギー反応が起きなくなるケースが多いそうです。もし我慢できるのであれば、辛いかもしれませんが、半年間はアレルギーの原因となっている食品を断ってみてください。

小麦や米の場合は「グルテンフリーの食材」や「アレルギーを起こしにくい種類の米」もありますのでそちらに替える事もご検討下さい。

※上記の記事の内容に当てはまる症状が有る方は、遅延型アレルギーを専門に扱っている病院での診察をお勧め致します。

遅延型食物アレルギーに対する当院の施術方法について

当院では遅延型食物アレルギーに対する施術も行っています。
施術内容を簡単にご説明しますと、

1、アレルゲンを特定します。
まずは下記の内容でアレルゲンと思われる食品を推測します。
・アレルゲンを直接体に当てての筋肉反射テスト。
・アレルゲンの写真を見ながらの筋肉反射テスト。
・食生活の聞き取り。
・アレルゲンと推測される食品を抜いてもらって体の変化を見る。
上記の方法に加えて病院でIGE抗体のアレルギー検査をしていただいて、両方の結果から総合的に判断するとかなり正確に特定できます。

2、アレルギーを改善させるための施術。

アレルギーを発生させる原因は小腸の中に在中している白血球の暴走です。
小腸の中には体中の白血球の70%が在中しており免疫活動をしているのですが、この白血球が特定の食品を敵とみなすと食品の中に含まれているアレルゲンに対して攻撃はじめ食物アレルギーが発生します。

当院では、白血球の暴走を抑制させるために効果のある施術を行います。
具体的には、
「胸腺」、「小腸」、「虫垂」へのアプローチや
自律神経、ホルモンの調整を行います。

全ての施術がとてもソフトなタッチですので、痛みもありませんし、安全な施術です。

3、アレルゲンの食品を控える
いくら施術を行っても、アレルゲンの食品を取り続ければアレルギーは治まりません。
よって少し辛いかもしれませんが、アレルゲンの食品を可能な範囲で摂取しないようにして頂きます。

上記のような施術を行うことで、
慢性的な不定愁訴やしつこい肩こり、腰痛などが劇的に改善するケースがかなりまります。

今回の記事の中の症状に心当たりが有る方は是非一度当院をご利用してみてください、
多くのケースで改善のお役に立てるはずです。

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